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一軒家・家族3人暮らしで月電気代3500円達成!節電3ポイント

4月~5月にかけての我が家の電気代がなんと3,538円でした!!

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月別電気料金グラフ

我が家は2階建ての一軒家で家族3人暮らしです。
とはいえ、昔テレビで見た「超節電生活」みたいに

「冷蔵庫や電子レンジ、電気ポットなどの家電使いません」

みたいな生活をしているわけではありません。

普通に冷蔵庫も、電気ポットも電子レンジも、熱い時にはエアコンも使います。

そんな私が実践している、手間をかけず割と簡単に節電ができるポイントがあるので今日はそのお話をします。


ただ、一つカラクリはあってソーラーパネルを載せていますが、その太陽光パネルもたくさん載せているわけではなく3.6KW分で、かつ発電をほとんど買電にしようしているのかというとそうではなく、4~5月の売電収入は約7,500円(買取単価21円)です。
なので、確かにソーラーパネルをつけることによって買電量を抑えられていることはあるのですが、それ以上に電気使用量を抑えられているので、売電に回せる量もきちんと確保できています。


さて、前置きが長くなりましたが、早速節電ポイントの説明をしていきます。

節電ポイント① エコモードの活用

皆さんは家電の説明書ってきちんと読まれていますでしょうか。
実は家庭内にある多くの家電で「エコモード」があり、これを活用すると、だいたい10%~30%くらい節電になります。

特に、常時電源を入れていることの多い、
ウォシュレット、冷蔵庫、PC、TV
あたりはエコモードを設定しましょう。

我が家のTOTOトイレのウォシュレットの場合、エコモードには、「おまかせ節電」という、あまり使わない時間帯に温度を下げるモードと、「タイマー節電」という設定時間帯に便座と温水のヒーターを切るモードの二種類があり、二つとも同時に設定が可能です。

そのため、我が家では「おまかせ節電」+「タイマー節電」を夜の0時~朝6時まで設定しています。
メーカーの仕様書によると、タイマー節電を設定した時としなかったときで、年間64kWhほど使用電力に差があるようなので、電気代にすると年間約1600円ほど節約できます。

これって、逆に言うと住み始めて最初に設定するかしないかだけで年1,600円捨ててるってことになりますよね。。

我が家にはトイレが2台ありますので年3,200円、30年この機能に気が付かなければそれだけで約10万円も損することになるって考えると、バカにならないですよね。

そのほか、冷蔵庫にもエコモードがある機種も多いです。
冷蔵庫も基本的には24時間365日つけっぱなしの家電なので、この常時使用電力がどのくらいかはとても大きな使用電力の差になりますので、説明書を再度確認してみましょう。

エコモードにすると、若干冷蔵庫内の温度は標準設定よりも高くなりますので、もしそれが気になる方は6月~9月はエコモードをオフにし、それ以外の季節はエコモードをオンにするといった使い方をしてもよいと思います。

説明書が見つからないという方は、よっぽど古い機種でない限りは、メーカーと型番をGoogle先生に打ち込むと、説明書がPDFで見ることができます。

テレビや液晶モニターにもエコモード機能がついているものも多いです。
我が家のTVはSHARP製なのですが、エコモードをオンにすると、電源を入れた後の立ち上がりが若干遅くなるという案内表示がされます。
ということは、裏を返すとエコモードをオンにするということはテレビを使用していない間の待機電力を節電することになるということですので、効果的な節電方法になると思いおます。

節電ポイント②窓開け・エアコン送風活用

一条工務店ウェルネストホームさんなど、高気密高断熱住宅の方って、

「換気システムと全館空調で快適なので網戸つけないでその分節約しましょう」

みたいな提案をされていますけど、我が家は外気温が涼しくて、湿度が70%より低ければ網戸を閉めて窓を開けて涼みます。

ちなみに我が家は
C値:0.3
Ua値:0.47(6地域)
ですので、高気密高断熱住宅になると思いますが、それでも外気が30度近くなって、陽が差し込んで、室内の人間やら家電やらが熱を出せば、室内温度は高くなります。

家が幹線道路沿いにあって、外気を入れると排気ガスが入ってくるので、換気システムを通してしか外気を入れたくないといった事情があるのであれば別ですが、そうでないのであれば、たとえ高気密高断熱住宅であっても、エアコンで温度調節をする前に、窓を開けて風を通すことによって室温調整をすることは良い選択であると思っています。


では、雨が降っていて窓を開けると湿気が室内に入ってしまうような日はどうするかというと、エアコンの送風機能を活用します。
真夏は別ですが、4月~6月くらいですと、雨が降る日は湿度は高いですが温度はそこまで高くないことが多いです。

そういう日は、エアコンの送風機能だけで結構快適です。
吹き抜けリビングのお家には送風機を設置しているお宅もあるかと思いますが、実はエアコンの送風機能でも十分涼しいです。

使用電力量も10W前後くらいしか使わないので非常に低いです。

本当に暑くて眠れない時は眠る前の1時間程度だけエアコンで冷房か湿気が多ければ除湿をしています。
ここは高気密高断熱住宅のチカラを発揮している部分かもしれませんが寝苦しくて眠れないということもありません。
つまり私の実感としては間欠運転で十分快適に過ごせています。



また、最近のエアコンにはナノイーとかプラズマクラスターといったウイルスやアレルギー物質対策になる(といわれている)機能がついているものもありますが、送風機能を使うことでこうしたエアコンの機能も発揮されます。

一条工務店さんではオプションでナノイー発生器を付けられるようですが、実はナノイー機能付きエアコンの送風機能を使えばそうしたイオン効果を利用することができます。

昨今のように新型コロナウイルスが流行っている時や花粉の時期などは、送風機能を使うことで服についたウイルスや花粉をイオンが抑えてくれる効果も期待できます。

節電ポイント③照明は必要な明るさにする

これは細かい話なのですが、リビングの照明って一日中つけていることが多い箇所ですよね。

こういう場所の電気は、作業をするときやお客さんが来るとき以外は、生活に支障のない範囲で若干照度を落としています。

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リビングの照明はつまみで照度を調節できるので、照度をマックスではなく若干落としています。
これによって常時数ワットの節電になります。

正直これはそこまで大きな節電効果はないので明るさを大切にされている方はここまでやらなくてもよいと思いますが、常時オンにしていることが多い家電についてはできるだけ使用電力を落とすように心がけています。

絶対やってはいけない節電方法

最後に絶対にやってはいけない節電方法をご紹介すると、換気システムをオフにすることです。

我が家は一種換気なので、常時10~20W程度換気システムで電力を使っていますが、換気システムをオフにすることは基本ありません。

換気システムをオフにしてしまうと、ダクト内が結露してしまってカビや雑菌の繁殖の原因になってしまうことがありますので、換気システムは数か月に一回、フィルターの交換や掃除を行う際以外は電源を切らないでくださいね!!

まとめ

電気代って基本的には払うことでプラスになることは何もない燃やすだけの費用なので、できるだけ節約できるに越したことはないですよね。

今回ご紹介した方法は、どれもそんなに手間のかかるモノではありませんので、是非実践されて大切な資産をより有意義なものにお使いになる参考になりましたら幸いです。

ではでは、今日はこの辺で。
ではでは。