オーナー視点の注文住宅おすすめ情報

工務店で新築注文住宅(マイホーム)を建てる上20社以上のハウスメーカー、工務店を見て回ったり、100時間以上かけて学んだ建築知識や体験談を綴るブログ

レオハウス ハウスメーカー回想録その10

記念すべき10回目となりました!
ハウスメーカー回想録ということで、話を聴いたハウスメーカー工務店のすべての会社の資料を取っていたり、メモを取っているわけではですが、覚えている限りのハウスメーカー工務店を見て回った回想録を書いていきます。
※すべて私の独断と偏見です。

今回は、

レオハウス さんについて

www.leohouse.jp

【特長】

バランス

値段、断熱性能、耐震性能の(どれも中途半・・・)バランスが取れている点が特長だと思います。

ヤマダ電機が買収

2020年にヤマダ電機がレオハウスを買収して、ヤマダホールディングスの傘下に入ったことで、企業母体としての安定性と、家電や家具といった生活用品と合わせた提案などのシナジー効果が期待できるのかもしれません。あの大塚家具も今はヤマダ電機グループですから、家具も含めた生活に関する総合提案がグループ全体では可能な体制になっていると思います。。が、、とりあえず今のところウェブサイトを見ても、ウェブサイトの一番下に「ヤマダホールディングス」という表記はあるモノの、家づくりに関してシナジーのシの字も感じられません。
そのあたりはこれからなのかもしれませんね。


【感想】

中途半端

まあ、端的に言ってどれも中途半端です。
値段、耐震性能、機密・断熱性能、デザイン、どれもそこそこで、そこそこ信頼できそうなそこそこ大きな会社に頼もうという人は選ぶのだと思いますが、正直どのクオリティも中途半端です。

2×4(ツーバイフォー)工法がなんとなくよさそうだから?まあ2×4のメリットはあるのかもしれませんが、このくらいのクオリティなら、正直もっと安いローコスト住宅メーカーでもアフターメンテナンスもやってくれるし、そちらを選ばない理由は何なのだろうかと思ってしまいます。

【総評】

まとめるとバランスを重視したい方にとっては向いている会社なのかもしれません。
それと、今後ヤマダ電機と提携して、レオハウスで建てると家電や家具の買い替えが安くできることや、家電の長期保証などのシナジーサービスが出てくることには期待できるかもしれません。


ではでは今回はこの辺で。
ハウスメーカー工務店選びの参考になりましたら幸いです。

サンヨーホームズ ハウスメーカー回想録その9

ハウスメーカー回想録ということで、話を聴いたハウスメーカー工務店のすべての会社の資料を取っていたり、メモを取っているわけではですが、覚えている限りのハウスメーカー工務店を見て回った回想録を書いていきます。
※すべて私の独断と偏見です。

今回は、

サンヨーホームズ さんについて

www.sanyohomes.co.jp

【特長】

鉄骨造と値段のバランス

鉄骨造についての特長は大和ハウスヘーベルハウスさんで書いたこととほぼ同じです。
鉄骨造なので地震に強く、大開口の間取りができて、4階建て以上の賃貸併用住宅なども建てやすいこと。

付け加えるならば、ダイワハウスヘーベルハウスさんに比べると価格が20~30%程度安く建てられるところです。(場合によってはもう少し安くなるかもしれません)

営業力

サンヨーホームズさんにお話を聞きに行ったのは、住宅展示場に初めて行った日だったので、建築の知識が何にもない状態で行きました。そんな状態の私に対し、たまたま私の対応をしていただいたのがそのお店の店長さんだったということもあったのかもしれませんが、とても分かりやすく、しっかりとご対応を頂いた印象があります。

住宅っていったいどのくらいの金額するものなのかという相場観もまったくわからなかった私に対して、間取りの提案をしてくれて、見積書を作成してくれてご説明いただきました。

ヘーベルハウスと比べると安いといっても、やはり木造住宅と比べると割高感のある鉄骨造は、結局候補から外れていったのですが、それでも丁寧にご対応いただけて今でも感謝しています。

芦田愛菜さんがイメージキャラクター!

個人的に大好きな芦田 愛菜さんがイメージキャラクターを務めていて、モデルハウスに行くと、愛菜ちゃんの等身大パネルがお出迎えしてくれます!!

ってだから何だという話かもしれませんが、愛菜ちゃん好きとしては触れずにはいられませんでした(^^;

【感想】

鉄骨造のなかでは値段が割安に終始

ここに尽きるかなと。それ以外は正直あまり特徴はないです。
鉄骨造なのでつくりはしっかりしていて、耐震性能も申し分ないと思います。また、母体もLIXILグループなので、そう簡単に倒産することはないでしょう。

あとは鉄骨造なので、柱を極力減らした設計が可能で、例えばリビングに大きな窓をつけるといった設計が可能になります。
ただ、家の断熱を考えるうえで一番ネックとなるのは窓です。窓が一番熱を通しやすい場所になりますので、大きな窓を取り付けるということは、夏熱くて、冬に寒い状況を生み出しやすいということです。特に、鉄骨は木造よりも1000倍熱を通しやすいという特徴を持っているので、壁内結露からくるカビやダニが発生しないよう最大限の対策をしないといけない点は留意したほうが良いでしょう。
また、窓の費用も高額になりますので、そのあたりのこととトレードオフ関係にある点を踏まえて、窓の設計は行わないと、後悔することになりかねませんのでご注意ください。

【総評】

鉄骨造やLIXILグループの母体といった点で安心感を感じつつ、鉄骨造にこだわりたいけれど、値段の面で安く抑えたいという方にはお勧めできるハウスメーカーです。



ではでは今回はこの辺で。
ハウスメーカー工務店選びの参考になりましたら幸いです。

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もりぞう ハウスメーカー回想録その8

ハウスメーカー回想録ということで、話を聴いたハウスメーカー工務店のすべての会社の資料を取っていたり、メモを取っているわけではですが、覚えている限りのハウスメーカー工務店を見て回った回想録を書いていきます。
※すべて私の独断と偏見です。

今回は、

もりぞう さんについて

www.mori-zou.com

【特長】

木をうまく利用した設計

木曾ひのきという国産材を利用していて、その素材をうまく生かした木のぬくもりを感じられるようなデザインセンスの良い家づくりをしているという印象があります。

高気密高断熱

Ua値0.35、C値0.5と申し分のない性能です。
もうこの数値がすべてを表しているので説明はいらないと思いますが、住む人の快適性を考えた家づくりをしている印象があります。

【感想】

いや、いい感じ!!

改めてもりぞうさんを見直すと「いや、いいね!!」と思いました。
確か値段が高めなのと、高砂建設で建てることがほぼほぼ決まっている段階で話を聞いたので断念したのだと思いますが、もしもりぞうに出会う順番が異なっていたら、もりぞうで建てていたかもしれないなと正直頭がよぎりました。

【総評】

いままでのハウスメーカーに対しては正直かなり辛口コメントが続いていたと思いますが、もりぞうさんは結構お勧めできるハウスメーカーだと改めて思いましたので、これから注文住宅を建てる方は是非一度話だけでも聞きに行ってみることをお勧めいたします。


ではでは今回はこの辺で。
ハウスメーカー工務店選びの参考になりましたら幸いです。

タマホーム ハウスメーカー回想録その8

ハウスメーカー回想録ということで、話を聴いたハウスメーカー工務店のすべての会社の資料を取っていたり、メモを取っているわけではですが、覚えている限りのハウスメーカー工務店を見て回った回想録を書いていきます。
※すべて私の独断と偏見です。

今回は、

タマホーム さんについて

www.tamahome.jp

【特長】

耐震性能と価格

長期優良住宅と耐震等級3を標準使用にしていて、土台に桧を使っいて、価格が本体工事費で坪単価40万~50万円程度で建てられることは大きな特徴だと思います。
というかここの一点突破です。

営業のレスポンス

営業さんのレスポンスは比較的早いと思いました。
2回目の打ち合わせでは、間取り案概算見積もりに加えてイメージパースまで用意をしていたので他のハウスメーカーと比べて比較的早い対応をしていただけていた印象でした。

【感想】

①安心して施工を依頼するほどの信頼感を持てなかった

正直ネットベースでの情報ですが、タマホームでの施工事例を調べると、あまり施工管理が行き届いていない事例が多くみられ、正直一生に一度の買い物を依頼するほどの安心感をもって、大安心の家を注文することはできませんでした。

ネットの情報に踊らされているのかもしれませんが、それが正直な感想です。

ネットの情報だけではなく、丁寧な施工の一つの目安になるC値を聞いたところ、1.5以上であり、機密施工をしたり、機密測定をすることは可能なのかを確認したところ、そういったことはあまり行っていないという回答があり、施工についての技術レベルはあまり期待できないと判断しました。

とはいえ、価格の安さは魅力的なので、施工状況を途中でチェックするインスペクションサービス(第三者評価サービス)を併用してタマホームで建てるという選択肢も検討したのですが「それくらいの信頼度しか持てていないハウスメーカーに一生に一度の家づくりを任せるのか?」という自問自答の末、その選択肢は選ばないことにしました。

②春先に完成見学会に行った際の感想

春先でまだ気温は20度前後といった気候の日だったと思いますが、完成してすでに住んでいるオーナーさんのご自宅を見学させていただきに行きました。

正直、春先なのに床が冷たくて寒いと感じました。
この原体験があったので、逆に私は高気密高断熱の家づくりをすることの決心が固まったのだと思います。
そういう意味ではタマホームさんや見学させていただいた施主の方には感謝しておりますが、機密、断熱、施工品質や信頼性の観点から、私の場合はタマホームさんを選ぶことはありませんでした。

【総評】

やはり価格の安さが魅力的のため、そこそこの性能でいいので、構造はしっかりとしている家を建てたいという方にとってはよい選択になるかもしれません。

ただし、断熱と機密性能についてはあまり期待できないので30年以上その家に住み続ける、例えば50年はその家に住み続けたいと考える場合は、壁内結露で構造が傷んでしまう可能性や、高齢になった際に部屋ごとの温度差による健康リスクについては考えたうえで選択されることをお勧めいたします。


ではでは今回はこの辺で。
ハウスメーカー工務店選びの参考になりましたら幸いです。

へーベルハウス ハウスメーカー回想録その7

ハウスメーカー回想録ということで、話を聴いたハウスメーカー工務店のすべての会社の資料を取っていたり、メモを取っているわけではですが、覚えている限りのハウスメーカー工務店を見て回った回想録を書いていきます。
※すべて私の独断と偏見です。

今回は、

へーベルハウス

www.asahi-kasei.co.jp
さんについて

【特長】

正直、大和ハウスさんで書いたこととほぼ同じです。。

鉄骨造なので地震に強く、大開口の間取りができて、4階建て以上の賃貸併用住宅なども建てやすいこと。

付け加えるなら、ヘーベルハウスさんの方がさらに素材の研究開発が進んでいて、耐久性能に優れている点でしょうか。

その代わりに値段もハウスメーカーの中でトップクラスに高いです。

【感想】

ダイワハウスさんで書いたことに付け加えると

CMを無茶苦茶打ってますよね。
恐らく年間何十億円もかけてテレビCMをしていると思います。
そのお金は、回り回ってヘーベルハウスで家を建てる人の建築コストに転嫁されているわけですが、それについてはヘーベルハウスのオーナーさんはどう思っているのだろうか。

ヘーベルハウスで家を建てられる人って、お金持ちだろうから、逆に「CMやってて頼もしいな」くらいに思えるような人たちなのかもしれない。

私もいつかはそのくらい大きな男になりたいなと思ったヘーベルハウス回想録でした。。。


【総評】

総評はすでに上記の感想で終わってしまったので、P.S.的に付け加えると、ヘーベルハウスはパンフレットもお金をかけていて、デザインも素晴らしいので、一見の価値ありです。
家づくりを検討している人は、自分がどんな雰囲気の家にしたいかのイメージを膨らませるための参考資料にもなるので、資料請求をするか、住宅展示場で一式もらうことをお勧めします。


ではでは今回はこの辺で。
ハウスメーカー工務店選びの参考になりましたら幸いです。